安全運転管理者講習を受けました
先日、安全運転管理者の
講習を受けてきました。
交通安全のために安全運転管理者制度というものがあり、
この制度は簡単にいうと、一定数以上の車を使う事業所は
安全指導などのために管理者を置いてね!というものです。
この管理者に選任された人は、定期的な講習受講が法律で
義務付けられています。
今回の講習の中で印象的だった、
お酒と運転についてのお話を紹介します。
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最近はコロナ禍で外でお酒を飲む機会は減りましたが、
おうちではお酒を飲むことがありますよね。
夜お酒を飲んで、一晩寝たから
朝の運転はもう大丈夫!と思っていませんか?
実はそれ、危ないかもしれません。
アルコール摂取量の基準として、
お酒にも「単位」の考え方があります。
単位については下の画像をご覧ください。
(引用元:公共社団法人アルコール健康医学協会 http://www.arukenkyo.or.jp/health/base/index.html)
体重約60kgの人が、2単位分お酒を飲むと、
アルコールが体内から消失するまで約6~7時間かかります。
ということは、
夜寝る前11時にお酒を飲んで翌朝6時に車に乗ると、
この時はまだアルコールが消失しきっておらず
二日酔い状態となる可能性があります。
お酒に弱い人や女性は、アルコールの分解に
もっと長い時間がかかるので、
さらにインターバルが必要です。
ということは、安全運転のためには、
晩酌も、体質や時間を考えてすることが必要そうです。
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お酒の単位と運転についての話を聞き、
安全運転のためには、講習などで
知識のアップデートが必要だと感じました。
知識がないと、思わぬところで
自分や他者を危険に晒してしまうことがあります。
まして、会社の車を運転する場合は、
会社の看板を背負って走っていることになります。
それは運転手の行いがそのまま
会社のイメージになるということでもあります。
自分の安全のため、みんなの安全のため、
そして会社のために安全運転を心がけたいですね。
運転前には、車のチェックに加えて
自分の体調(飲酒)チェックで
ご安全に!
2021年8月16日 10:19 AM カテゴリー: かこ川の日常