稲作日記2019~種まき~
かこ川商店では
会社がある片山町内の方々に
「かこ川商店があってよかった」
と信頼を寄せていただけるような
”道の駅”を目指して
地元に密着した活動を展開しています!
田んぼでの米作りも
もっている土地を
しっかり活用したい
片山町内の稲作を知りたい
そんな想いでスタートしました</p
先日、かこ川商店の田んぼに植える
稲の苗づくりの
お手伝いにいってきました
この日は片山町内の方が5名が集まり
共同で苗づくりをされるとのこと
種まきで活躍するのが
このベルトコンベア-のような機械!
苗箱に土を入れてセットすると
自動で種をまいてくれるのです!
▲まず苗箱に土を入れ
▲へらを使って均一にします
▲苗箱を機械にセットすると水がかけられ
▲種もみがまかれます
▲最後に土が被せられ箱苗完成
かこ川商店の田んぼの苗も
一緒に作っていただき
今日作った箱苗は全部で160箱!
だいたい20箱で1反分だそうなので
おおよそ8反分の苗に相当します
約1時間半ほどで
種をまく作業は終了
次は種もみを発芽しやすい
環境にセットしていきます
▲隣の畑にひと箱ずつ丁寧に並べ
▲ビ二ールを被せます
この苗を運ぶ作業
少人数だとかなり大変とのことでした
▲ここで一旦休憩のお茶タイム
「昔は田んぼの畔でおにぎりを食べていたよ」
「あれはおいしかったな~」と
昔の話をして下さいました
その他休耕田が増えたという片山町内の話から
食品アレルギ-の話まで
話題はとても多岐にわたりました
さて、作業再開です!
▲次は先ほどビ二ールを被せた上に
トンネル状の骨組みを作り
さらにビ二ールを被せ
▲パイプと土でビ二ールを固定
これで苗のセットは完了
二重にすることで
中に温かい空気の層ができ
さらに発芽しやすくなるのだそうです
苗箱を畑に並べている間に
種まき機や作業場のお掃除
▲間に挟まった種もみをとり
土を落としてきれいにし
来年もよろしく!と
農小屋にきちんと
収納されていきました
田植えをする前の
この苗づくりの作業が
大変だけども、とても重要
機械の維持や苗置場の確保など
ひとりでは難しいことは
何人かで協力することで
課題をクリアしながら
稲作を続けておられる姿がありました
今日の作業は全部で3時間ほど
これから5日ほどで芽が出て
その後は毎日朝昼晩水やりをし
苗を育てていくのだそうです
私たちがおいしい
お米をいただける背景には
見えない苦労がたくさんあるのだと
改めて感じた一日でした
2019年5月25日 9:10 AM カテゴリー: かこ川の日常, 道の駅ブログ〜地域活動〜