広大附属福山高校のみなさんが会社見学に!
2024年8月2日(金)
広島大学附属福山高等学校 1年生のみなさんが
総合的な探究の授業の一環で
かこ川商店へ工場見学に来てくださいました。
手描きのウェルカムボードでお出迎え。
ようこそ~
areal wakka(エリアルワッカ)で
集合写真を撮影したら
お向かいのリサイクル工場へGO!
リサイクル工場を見学
まずは、資源の重量を
トラックごと量れる計量器に
みんなで乗ってもらいました。
約20人が乗って、
総重量は1.25t!
次は「ギロチン」(写真中央:青色の機械)の見学です。
すごい名前ね(笑)
「金属切断機」と言って、
大きな鉄の塊をザクザク切ってくれる機械です。
鉄を投入するための
重機は「マグネットユンボ」
大きなアームの先に鉄をくっつけて
投入していきます。
鉄が切られる様子を覗くみなさん
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ところで、『なぜ鉄を切るのでしょう?』
いらなくなって持ち込まれた鉄は
リサイクルができるよう、
製鉄所の規格に合わせる必要があります。
そのため、切断していきます。
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次は、重機を使って自動車をプレスする工程の実演です。
車がアームにむんずと掴まれプレス機に入れられ、
ギュギュッと押しつぶされるさまは迫力満点!
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四角いブロックになって出てきました。
生徒さんたちからも歓声が上がります。
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工場見学の最後は、
段ボールなどの古紙をプレスする
「べーラー」という機械で
紙資源をプレスしていく様子を見学。
奥に写っている滑り台のような機械がべーラーです。
バラバラだった段ボールが
ぎゅっと四角になって出てきます。
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ところで、『どうして圧縮するの?』
種類ごとに圧縮して
体積を小さくすることで、
輸送効率をアップ。
CO2排出量の減少にもつながるのです。
お米づくりをしている田んぼへ
リサイクル工場のとなりにある
田んぼをみなさんに見てもらいました。
私たちは、ここで地域の方に教わりながら
お米を育てています。
6月に田植えをした稲がすくすく育っています。
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さて、エリアルワッカに戻りましょう。
道中は生徒のみなさんに
『鉄は何回リサイクルできるか?』
『日本の段ボールリサイクル率はどれくらいだと思う?』
とクイズを出しながら歩きました。
(答えは・・・よかったら調べてみてくださいね 😉 )
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さて、少し休憩タイム
冷たい麦茶と
枝豆を食べながら
ひと休み。
茹で枝豆がおいしいと好評でうれしいです。
いい笑顔いただきました!
この枝豆、かこ川商店も参画する
「ふれあい農園片山」で育てた
朝採れの枝豆だったんです☆
わくわくワークショップの時間だよ
さて、地元企業から提供していただいた
廃材を使ったバッジづくり、スタートです。
好きな素材を選んでもらいます。
どんな会社で、どんな工程で
発生する廃材なのかもお伝えします。
思うままに切ったり貼ったりして・・・
個性豊かな作品が出来上がりました!
Q&Aタイムで学びを深めよう
改めて、かこ川商店の
事業・取り組みについて説明しました。
その後、生徒さんたちからの質問に
社員と社長が答えていきます。
今日の見学で疑問に思った点なども質問してもらいました。
資源の大切さ、かこ川商店が地域活動をおこなう理由など
みなさん熱心にメモを取りながら聞いてくださるので、
社長の話にも熱が入ります!
最後は生徒さんがお礼のあいさつをしてくれました。
工場見学を通して
「廃材が資源になること」
「炎天下で働く人の大変さ」を知り、
ワークショップや農園の話を通して
「地域のつながり」を感じたと話してくださいました。
今日の体験が、みなさんの学び、
そして日常生活にも活きてくれたらうれしいです。
生徒さんたちを乗せたバスが
見えなくなるまでお見送り。
工場見学の受け入れは、私たちにとっても
若い方々の感覚や考え方を学べる貴重な機会です。
広大附属福山高校のみなさん、
ありがとうございました!