株式会社かこ川商店

Category : ワークショップ

ようこそ!かこ川商店へ! SDGsモニターツアーin福山

夏も本番に入りました8月4日(土)。

この日、かこ川商店は

たくさんの親子でにぎわいました。

SDGsモニターツアーin福山の日です。

SDGsを楽しく学ぶツアー

「SDGsモニターツアーin福山」は、

旅行代理店のフジトラベルサービスさんが

福山市の委託で企画実施したツアーです。

子どもたちに、SDGsをもっと

知ってもらうための試みとして、

SDGsに取り組む企業を訪問して

体験するツアー企画。

今回、フジトラベルさんより、

かこ川商店の環境への取り組み、

地域への取り組みを、ぜひ!子どもたちに!

というお話をいただき、

ツアーの訪問先として、半日、

子どもたちに楽しんでいただく内容を考えて

当日を迎えました。

「ようこそかこ川商店へ!」

この日はとっても暑い日。

午前中のコースを終えて来られたみなさんに、

wakkaで涼みながらまずはお昼休憩。

農園ランチで歓迎

かこ川商店は、地元の方と共同で

「ふれあい農園かたやま」という

農園を運営しています。

今日のお昼ご飯は、

ふれあい農園で採れた季節の野菜を

たくさん使ったオムレツと

採れたての枝豆ごはん。

おいしく食べてくれるかな〜?

ちなみにWakkaで提供される

ランチメニューは、

すべてスタッフの考案です。

料理の経験が豊富なスタッフが作るランチは

本当に美味しい!!

(いつもありがとうございます。)

スタッフの得意が活かされる

areal wakkaを目指しています。

かこ川商店はこんなところ

ホッと一息ついたところで、

次は大きなスクリーン見ながら

スタッフによる会社の説明。

かこ川商店ってどんなところ?

できるだけわかりやすく丁寧な資料を作って

説明しました。

みなさん熱心に聞いてくださいました。

迫力いっぱい工場ツアー

  さていよいよ、工場見学です!

計量台

まずはかこ川商店の玄関口である

計量台からスタート。

一見普通の入り口にしか思いませんが、

床全体が計量台になっていて、

ここを通ると重さが表示されます。

スタッフ:

「みんなでこれから計量台に載ります!

何キロくらいになるかな?」

子どもたち:

「600キロ」「60キロ〜!」

スタッフ:

「正解は1.48トンでした〜」

かこ川商店では、はじまりと終わりにいつも

この計量台で重さを車ごと量って

その差でお客様が

何キロ分のゴミを持ち運んだか

わかるようになっています。

ギロチン

お次は、鉄を細かくするコーナー。

ここでの見せ場は、

大きな磁石に鉄を引っ付けて、

そのまま「ギロチン」という

裁断機に運ぶ作業。

大きな磁石に、たくさんの鉄の棒や板が

一瞬で吸い付けられていく様子に

子どもたちもびっくり。

 

集められた鉄は、ギロチンと

呼ばれる機械で細かく裁断します。

 

いつもの作業ですが、

子どもたちの目を通して見てみると、

いつもの作業をこなすスタッフが、

なんだかかっこよく見えてきます。

プレス

お次も大技コーナーが続きます。

大きな車が、

まるでおもちゃのように

ユンボで持ち上げられて、

そのままプレス機へ。

安全のため、少し距離をとった

場所からの見学でしたが、

ガシャーンッという大きな音とともに、

ペシャンコに潰された車が登場。

急なゲリラ豪雨と相まって、

子どもたちもビビりまくり・・笑

なんだか、ド迫力な演出に

なってしまいましたが、

楽しんでくれてる様子でした。

ベーラー

次はダンボールの圧縮をするコーナーへ。

ちょうどこの日は資源回収の日で、

回収車からダンボールを降ろし、

ベーラーに昇っていくダンボールを

実際に見ることができました。

圧縮されたダンボールの塊が

押し出されてきます。

実際に触ってみると

カチカチで叩いてもびくともしません。

圧縮したダンボールは、製紙会社に運ばれ、

リサイクルされます。

親子でわくわくワークショップ

工場見学を終えて、wakkaに戻り

ワークショップに。

予定では、ふれあい農園で枝豆の収穫作業と

ヤギに触れたりを予定していたのですが、

急な大雨のため、残念ながら中止。

代わりにワークショップの時間を

しっかりとって、

バッジ作りに集中!

 

親子で何かを作る時間って

特別な思い出になると思います。

世界に一つだけのバッジ。

お子様に負けじと、

力作を作るお父さんやお母さんの姿、

協力して作っていく様子は、

見ていてとてもホッとする光景です。

良い思い出になってくれるとうれしいな。

 

ツアーの終わりに

ワークショップの終わりに、

1日のおさらいタイム。

アンケートに答え、

学びの認定証が授与されます。

最初は、少し緊張した表情を

見せていた子どもたちですが、

帰る頃には、打ち解けた様子で

施設内を走ったり・・

  

 

雨で予定外のこともありましたが、

みなさんの笑顔を見て、

「あ〜よかった」と

スタッフも安堵の表情。

最後は、収穫予定だった枝豆を、

スタッフで皆さんにお渡し。

お土産として持って

帰っていただきました。

いつもと違う業務で、

いつもとは違う達成感に

しばらく浸るスタッフ一同でした。

またきてね!

今回、総勢33名の子どもたちとそのご家族が、

参加してくださったSDGsモニターツアー。

かこ川商店の環境への取り組み、

地域への取り組みを見ていただくことで、

SDGsの理解が広がり、

資源を大切にすること、

環境問題を意識しながら暮らすこと、

そんな未来に繋げていけたらと思います。

今回のモニターツアーを基にして

今後もSDGsを効果的に

学習・体験することができる

モデルツアーが作られるとのこと。

どんな進化を遂げるのか楽しみですね。

改めて、

参加してくださった子どもたち、ご家族、

このような機会をくださった

フジトラベルの皆さま、

ありがとうございました!!

2024年8月26日 8:42 AM  カテゴリー: かこ川の日常, ワークショップ

わくわくワークショップ in山手交流館 #53

7月13日(土)に山手交流館にて

わくわくワークショップを開催してきました

 

廃材レクリエーション!

ワークショップの前に

新聞紙を使ったレクリエーション

頭も体も動かしてみんなの発想力を沸かせていきます!

 

かこ川商店ってなにしてるの?

次は、、かこ川商店のお仕事についてお話しました

かこ川商店は資源ごみを集めて分別をして

新しく生まれ変わるところに運ぶお仕事をしているよ!

 

ワークショップの素材

今日使うワークショップの素材についてお話しました!

 

ワークショップSTART!

まずは廃材選び!

たくさんあって迷っちゃう・・・

材料を選んだら・・・

どんどん作っていきます!

 

完成!

みんな素敵な作品ができました!

 

ゴミ=素材!?

今回はワークショップで使っている素材(廃材・端材)について

お話しようと思います!

これらは全て、地域のものづくり企業様からいただいた素材です。

 

地元のものづくり企業様から、「廃棄物」として捨ててしまう前に

素材」として生かしたいという想いで

ワークショップ用に無償でご提供いただいているものです。

 

地元の企業から排出される「ゴミ(廃材・端材)」 という

日頃あまり目にしない視点から観てみると

地場産業の特長ややっていることの多彩さに気づきます。

 


 

わくわくワークショップは

自分の住むまちの企業について知り

まち・ 地場産業への好奇心を育める場作りを目指しています。

そして、リサイクルについて関心・興味を持ってもらう

機会にもなればと思い開催しています。

2024年8月19日 4:51 PM  カテゴリー: かこ川の日常, ワークショップ

広大附属福山高校のみなさんが会社見学に!

2024年8月2日(金)

広島大学附属福山高等学校 1年生のみなさんが

総合的な探究の授業の一環で

かこ川商店へ工場見学に来てくださいました。

手描きのウェルカムボードでお出迎え。

ようこそ~

areal wakka(エリアルワッカ)で

集合写真を撮影したら

お向かいのリサイクル工場へGO!


リサイクル工場を見学


まずは、資源の重量を

トラックごと量れる計量器に

みんなで乗ってもらいました。

約20人が乗って、

総重量は1.25t!

次は「ギロチン」(写真中央:青色の機械)の見学です。

すごい名前ね(笑)

「金属切断機」と言って、

大きな鉄の塊をザクザク切ってくれる機械です。

鉄を投入するための

重機は「マグネットユンボ」

大きなアームの先に鉄をくっつけて

投入していきます。

鉄が切られる様子を覗くみなさん

***

ところで、『なぜ鉄を切るのでしょう?』

いらなくなって持ち込まれた鉄は

リサイクルができるよう、

製鉄所の規格に合わせる必要があります。

そのため、切断していきます。

***

次は、重機を使って自動車をプレスする工程の実演です。

車がアームにむんずと掴まれプレス機に入れられ、

ギュギュッと押しつぶされるさまは迫力満点!

四角いブロックになって出てきました。

生徒さんたちからも歓声が上がります。

***

工場見学の最後は、

段ボールなどの古紙をプレスする

「べーラー」という機械で

紙資源をプレスしていく様子を見学。

奥に写っている滑り台のような機械がべーラーです。

バラバラだった段ボールが

ぎゅっと四角になって出てきます。

***

ところで、『どうして圧縮するの?』

種類ごとに圧縮して

体積を小さくすることで、

輸送効率をアップ。

CO2排出量の減少にもつながるのです。

 


お米づくりをしている田んぼへ


リサイクル工場のとなりにある

田んぼをみなさんに見てもらいました。

私たちは、ここで地域の方に教わりながら

お米を育てています。

6月に田植えをした稲がすくすく育っています。

***

さて、エリアルワッカに戻りましょう。

道中は生徒のみなさんに

『鉄は何回リサイクルできるか?』

『日本の段ボールリサイクル率はどれくらいだと思う?』

とクイズを出しながら歩きました。

(答えは・・・よかったら調べてみてくださいね 😉 )

***

さて、少し休憩タイム

冷たい麦茶と

枝豆を食べながら

ひと休み。

茹で枝豆がおいしいと好評でうれしいです。

いい笑顔いただきました!

この枝豆、かこ川商店も参画する

「ふれあい農園片山」で育てた

朝採れの枝豆だったんです☆

 


わくわくワークショップの時間だよ


さて、地元企業から提供していただいた

廃材を使ったバッジづくり、スタートです。

好きな素材を選んでもらいます。

どんな会社で、どんな工程で

発生する廃材なのかもお伝えします。

思うままに切ったり貼ったりして・・・

個性豊かな作品が出来上がりました!



Q&Aタイムで学びを深めよう


改めて、かこ川商店の

事業・取り組みについて説明しました。

その後、生徒さんたちからの質問に

社員と社長が答えていきます。

今日の見学で疑問に思った点なども質問してもらいました。

資源の大切さ、かこ川商店が地域活動をおこなう理由など

みなさん熱心にメモを取りながら聞いてくださるので、

社長の話にも熱が入ります!

最後は生徒さんがお礼のあいさつをしてくれました。

工場見学を通して

「廃材が資源になること」

「炎天下で働く人の大変さ」を知り、

ワークショップや農園の話を通して

「地域のつながり」を感じたと話してくださいました。

今日の体験が、みなさんの学び、

そして日常生活にも活きてくれたらうれしいです。

生徒さんたちを乗せたバスが

見えなくなるまでお見送り。

工場見学の受け入れは、私たちにとっても

若い方々の感覚や考え方を学べる貴重な機会です。

広大附属福山高校のみなさん、

ありがとうございました!

2024年8月9日 1:13 PM  カテゴリー: かこ川の日常, ワークショップ

わくわくワークショップ in 福山リサイクルプラザ#52

6月30日に福山市リサイクルプラザで開催された

「環境月間イベント2024」。

市内の環境関連企業として、

かこ川商店もわくわくワークショップで

参加させていただきました。

「もったいない」から生まれた

「わくわくワークショップ」。

毎日、いろいろなゴミが集まるかこ川商店では、

「まだまだ使えそう」「何かに活用できそう」と

ゴミを見ながらいつも思います。

そんな思いからはじまった

モノづくりワークショップですが、

今ではたくさんの廃材・端材を、

いろんな企業様から

提供いただくようになりました。

廃材が宝の山に変わる

机に並べられた、

いろんな端材・廃材を見たときの

子どもたちの表情。

目をキラキラさせながら

自分の好きなパーツを探します。

一瞬でゴミの山が宝の山に変わるこの瞬間。

もしこの廃材・端材が、

ゴミ袋に混ざった状態で

床に置かれていたらと想像してみると

単なるゴミとしてしか、

見れないと思います。

だけどきれいに分別して並べると

ぜんぶが魅力的なパーツに見えてきます。

ゴミやリサイクルって、

視点を変えると、新しいものが生まれる

ワクワクする創造的な世界なんだと

伝えてくれます。

自由な発想を大切に

作り方も、何を作るかも子どもたちの自由。

自分でパーツを選び、思い思いに

新しい世界を創造していく子どもたち。

次々と素敵な作品が生まれました!

私たちスタッフは、

見守ったり、作業のお手伝いくらいで、

毎回子どもたちの創造力で頼みで

こんなにすてきなものが生まれます。

小さなお子さまは、

ご家族の方も一緒に作られることが多く、

おとなも夢中に(必死に)なってる光景も。

記念になれば嬉しいです。

伝えたいこと

私たちがワークショップで伝えたいことは、

今、身近にあるものを

大切に使おうということです。

単にリサイクルすればいい

ということではなくて、

まずは、ゴミを減らす。

ゴミにしないという意識を

持っていこうと伝えたいです。

それは環境の面もそうですが、

心の豊かさを考えたとき、

どこかのだれかが

分別してリサイクルしてくれるから

という意識だったり、

すぐに新しいものに買い替えたらいい、

という使い捨てではなくて、

できるだけ今あるものを

大切に使おうと気持ちが、

必要な誰かに譲ったり

新しい使い道を考えたり

そこから生まれる色々な輪を

楽しむ暮らしにつながります。

かこ川商店では、

そのような未来の暮らしのあり方も

みんなで共有しながら、

考える場でありたいと思っています。

もっと気軽に、身近に

今回、お呼びいただいた福山市が主催の

「環境月間イベント2024」では、

600人もの来場があったとのことです。

私たちかこ川商店のほかにも、

(株)エフピコ様、J&T環境(株)様、

(株)オガワエコノス様、レザースタジオサード様、

福山大学学友会海洋生物研究会様などの

環境関連企業、団体が参加されていました。

皆さんのそれぞれの専門分野の中で生まれた

環境へ取り組みも興味深く、

もっと気軽に身近にわかりやすく

来た人に知っていただくためには・・

展示方法や伝え方も

今後の参考にしたいと思います。

ありがとうございました

最後に、

イベントに来場してくださった皆さま、

今回のイベントに声をかけていただいた

主催の福山市の環境総務課さん

ありがとうございました!

10月にも大規模なイベントを企画中とのことで、

自分たちの活動の展示方法や伝え方も、

次回はもっとパワーアップして

挑みたいと思います!

2024年7月5日 5:49 PM  カテゴリー: ワークショップ

「あそびはまなび」わくわくワークショップin福山市立大学 #51

現在、福山市立大学では

福山市立大学教育研究交流センター主催の

親子でSDGs「遊びは学び」(全3回)が

開催中です。

各回とも、ミニ講義(20分)と、

実際に楽しく体を動かしながら学ぶ

体験型の講座です。

SDGsの観点から

第一回目は「アート体験」

第二回目は「こすり染め体験」

第三回目は「紙トンボ体験」

になっています。

かこ川商店では

第一回目の6月15日(土)に、

わくわくワークショップを

させていただいたので、

その様子を報告します。

***

テーマは「SDGsでアート あそびはまなび

13:00

会場準備。どんなアートが生まれるのか

わくわくしながら参加者の皆さまを待ちます。

13:30

開会

まず最初に、

福山市立大学 教育学部 大庭准教授の

プチ講座がありました。

子どもたちにとって「遊び」は「経験値」

生きていく上での土台なんですって!

0〜6歳は脳や神経といった

感覚器が伸びる時期で、「遊び」は

成長過程においてとっても大切

なんですよ〜!

SDGsについても

分かりやすく教えてくださり、

大人も子どもも真剣に

話を聞いていました。

14:00

バッチ作り開始!

子どもたちが素材を求めて

やってきました。

これらは全て福山の企業から

提供していただいた、

ものづくりの過程で

いらなくなった廃材です。

素材を机に持ち帰り

思うままに手を動かしていきます。

缶のフタや紐、革など

様々な素材を組み合わせていますね。

素敵!

廃材がアートとして生まれ変わりました。

今回は、展示作品も作ることになったため、

いつもに増して自由な作品が

たくさんありました。

14:50

みんなの作品を一つにまとめました。

絵も描いて、とても賑やかな

作品が出来上がりました!

15:00

終了。

みなさま、ご参加ありがとうございました。

作品は8月24日まで福山市立大学にて展示を行なっています。

みなさま是非、お立ち寄りください。

***

この日の様子はこちらからでもご覧になれます

福山市立大学HP

福山市立大学X

福山市立大学Instagram

***

わくわくワークショップでは、

地域企業から提供していただいた

廃材を使ったものづくりを行なっています。

次回は6月30日(日)

福山リサイクルプラザさんで行います。

ご参加お待ちしております!

2024年6月18日 1:18 PM  カテゴリー: ワークショップ

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