労働基準法講座
6/11に労働基準協会福山教習所で行われた
労働基準法講座(初級編)を受講しました。
「労働基準法のポイント」
というテキストを元に
新聞記事なども参照しながら
ポイントを丁寧にわかりやすく
教えていただきました。
今回講義を受けて
労働基準法についての
理解を深めることができたのは
もちろんですが、
それ以上に
社会の動きに敏感になることの
必要性を感じました。
例えば、「努める」
という表現をされていることは、
まだできなくても大丈夫、ではなく
社会がそういう動きになっているので、
いつ「義務」になっても大丈夫なように
対応していくことが必要
という意味なんだと感じました。
また、
最近の動向については
1月に参加したので
知っているつもりでしたが、
講義ではそれ以降の動きについても
触れられていて、
日々情報を得ることの大切さを
改めて感じました。
講習では、
4月から有給休暇の取得状況の管理簿が必要なこと
会社が時季指定をして
5日取得させることになった件についての
話もありました。
弊社でももちろん有給休暇の取得状況がわかるよう
毎月更新していますが、
今回の講座でそれをどう生かすかの
アイデアをいただいたので
早速実践してみました。
弊社では1月に有給休暇が付与されます。
1月時点で10日以上付与された人を対象に
5月末時点での取得状況を確認すると
すでに5日以上取得した人は全体の40%。
取得が5日未満の人が全体の60%。
そして、10日以上付与された人の
平均取得日数は4.7日でした。
本来、有給休暇は働いている人が
使いたいときに使うものなので、
できれば会社が時季を指定せず
自ら5日以上(できれば全て)
取得するのが望ましいもの。
そろそろ付与されてから半年経つので、
付与された日数の1/3くらいは取得していても良い頃。
ということは、
有給休暇をあまり取得していない人がいれば
取得を促していく必要があります。
働き方を考える上で、
しなくてはいけないこと
の情報は
目につきやすいですが、
その他にも、
こんなやり方があるよ、
こういう取り組みでうまくいったよ、
といった
様々な情報も存在するので
いろいろなところにアンテナをはって
働きやすい環境づくりにつながるよう
努めたいと思います。
2019年6月14日 11:43 AM カテゴリー: かこ川の日常, 学び場!研修レポート