[事例紹介]機械の撤去
お盆を前に、ちいさなパン工場 大和屋 さんにて長年に渡って活躍された機械の撤去をさせていただきました。
最初に下見にお伺いした際、機械の製造番号など調べると1トンを越える重量とのこと。パン生地を練る機械は2メートルもないくらいのサイズ感ですが、よく見ると厚みのある鉄で作られていました。
スムーズに撤去作業が進められるよう、あらかじめお客様に「搬出のためのスペースを空けておくこと」と、「配線や配管などの建物との縁切り」をお願いしました。
撤去当日。
入り口まですっきりと
通りやすいようになっていました
今回、用意した道具たち
最初にジャッキで少し持ち上げ、
枕木を挟んでキープします。
手前側、奥側、全体が上がったら
ハンドリフトを差し込みます。
運搬中に転げると大変なので、
トラックに荷物を固定する道具を使って
機械とハンドリフトを固定します。
1トン以上あるだけにさすがに重く、
少し動かすのも一苦労です。
声をかけ合いながら動かします
工場の中はコンクリートなので
スムーズに外までたどり着きました
外に出ると少しの段差でも
止まってしまいます。
そんなときは薄い鉄板を下に敷いて
フラットな状態を作ります。
「ここは慎重に行こう」、
「ここは一気に行こう」などと
声を掛け合いながら進んでいきます。
トラックの駐車場までぐいぐい
トラックの待つ駐車場まで歩くと1分かからない距離ですが、重さと暑さで10分くらいの道のりだったと思います。 やっとトラックの横にたどり着き、クレーンで吊り上げた時はホッとしました。 しっかりとトラックに固定し、積み込み作業完了です。
さて、道具を片付けようかと見回すと、すでに終わってました。 積み込む人、片付ける人と、きちんと役割分担できていました。 感心です。作業員3名、3時間ほどかかるかと思っていましたが、お客様の準備などの協力もあり出発から2時間程で会社に帰ってきました。
あとはキッチリと機械を解体して、資源として再利用されるように準備していきます。この度はかこ川商店にご依頼いただき、ありがとうございました。
動画でも作業風景をご覧いただけます!