緊急事態対応訓練11月(プロパンガス)
気温の乱高下の最中ですが、皆様、体調管理されてますか?インフルエンザの感染者も驚異的に増えているようですが、元気に来年を迎えられるようにしたいですね!
さて、今回の緊急事態訓練は「プロパンガスのボンベからのガス漏れの時」です。
ご家庭でも企業様でも見かけるこのボンベ。弊社は、このプロパンガスを使ってガスでの切断作業を行っています。
ガスの管理は気をつけておかないと本当に危険です。このボンベ自体も劣化や衝撃などで、ガスが漏れだすことがあります。漏れ出たガスに引火すると、めらめらと火が燃え続けます。ガスが大気中の酸素と結合した状態で引火すると爆発する危険性もあるそうです。
ボンベから小さな火が出たら、まず火を消すことを心掛けてみてください。濡れた状態の布(大きなバスタオルやタオルケットなど)を被せて、空気を遮断すると消火できます。
ちなみに、プロパンガスには臭いが付いてます。これは、人工的につけてあるものだそうです。硫黄のような、卵の腐ったような、非常に不快なにおいがします。その臭いもガス漏れに気付くポイントになるでしょう。
後は、使用する器具の点検をしっかりするということです。ホースや切断機など、破損部分がないか必ずチェックすることが大事です。
今回は、質問形式にしてみました。ベテラン社員さんも、経験談や体験で得た知恵を教えていただいて、他のスタッフもとてもいい勉強になったのではないかと思いました。
弊社は「ガス加工(切断)は全員出来るように」と時間を見つけては訓練していますが、危険な時や災害が起きた時の対応も同時に身に着けなければなりません。『危険予測ができてこそ一流』という言葉とともに、今回のブログも締めたいと思います。
それでは、また次回に!
2023年12月11日 9:23 AM カテゴリー: かこ川の日常, 学び場!研修レポート