株式会社かこ川商店

Category : かこ川の日常

自動車解体 「廃車=解体=リサイクル」

今回は自動車の解体レポートです

自動車を解体するとはどういうことなのか

実際の自動車解体の流れを

お話ししていきたいと思います

 

廃車と解体

廃車になった自動車は

部品ごとになるように専門の解体業者にて

解体されることになります。

この解体は「自動車リサイクル法」に基づいて

リサイクルされる事が法律で

義務付けられています。

 

自動車リサイクル法とは

ゴミを減らし、資源を無駄遣いしない

リサイクル型社会を作るために

車のリサイクルについて

車の所有者、関連事業者、

自動車メーカー、

輸入業者の役割を定めた法律です

 

「廃車=解体=リサイクル」

資源を無駄なく再利用する為に

自動車はこのようなサイクルで

新たな資源へと生まれ変わっています

 

自動車解体START

それでは、「自動車リサイクル法」に基づいて

さっそく自動車を解体していきます

今回解体する車はこちらです

 

1.廃油・廃液の回収

解体業者に運び込まれた自動車は最初に

エンジンオイル・燃料(ガソリン・軽油)・

ラジエター冷却水等の

廃油・廃液が回収されます

カバーを外して

回収します

 

解体作業中に作業場を汚さないように

するために最初に行います

 

2.フロン類の回収

環境問題の要因になるフロン類を

回収、適切な処理を行います

フロン回収機に繋げて

フロンガスをボンベに回収していきます

回収したらフロンガスを

破壊処理してくれるところまで運びます

 

3.エアバッグの回収・展開

エアバッグは転売が禁止されているため

基本的に展開させるか、

回収され専門の処理業者に引き渡されます

 

4.部品の取り外し

再利用・リサイクルできる

車のパーツを取り外していきます

 

外した部品の一部をご紹介します

タイヤ

フロントバンパー

ヘッドランプ

このようにリサイクルできる部品を外していきます

外された部品は再商品化され

違う車として使われます

 

5.プレス

リサイクル・リユース出来る部品を

すべて外された車(ガラ)は

プレス機にかけられます

 

プレスされた車は鉄製品としてリサイクルされ

別の車の部品などに使われることも多いです

 

解体完了

このように、廃車になった車は

「自動車リサイクル法」に基づいて解体されます

 

役目を果たした自動車でも、ただ潰されるだけでなく

可能な限り再利用されてリサイクルされます

 

廃車の買取

かこ川商店では事故車や故障車、

抹消登録済の車まで

あらゆる廃自動車の

買取・回収を行っています

 

動かない車は引取にお伺いします!

 

お困りごとがございましたら

右の「LINEで質問」のバナーをクリック頂き

お気軽にお問い合わせください

 

自動車リサイクル法の詳しい概要はこちら

経済産業省:自動車リサイクル法とは

環境省:自動車リサイクル法の概要

2024年7月30日 2:00 PM  カテゴリー: かこ川の日常, サービス情報ブログ

 ごみのその先を知ろう。福山市リサイクル工場を見学!

6月30日にかこ川商店も参加した

「環境月間イベント2024」。

 

イベント内で特に人気だったのが、

隣接する福山市リサイクル工場の見学です。

大きな工場内の見学ツアー。

それも働く人から直接説明を受けながら

見学できるなんて、滅多にない機会です。

かこ川商店も、今年入社したスタッフと一緒に

ワークショップの合間を縫って、

見学に参加することにしました。

わかりやすさを大切に

まず渡されたのが「見学のしおり」。

見学する場所ごとに

注意して見てほしい部分、考えてほしい部分を

読みやすく、短くまとめられています。

(福山市環境イメージキャラクターの

くわいちゃんもかわいい!)

小さなことですが、

楽しく理解を深めるための工夫。

とても参考になります。

スタッフさんの誘導に従いながら、いざ出発!

計量棟

まずは、リサイクル工場の入り口でもあり、

出口でもある計量棟。

ここには大きな計量台があり、

車ごと計ることができます。

入る時と出る時に計って、

その重さの差から、

持ち込まれたゴミの重さが割り出されます。

 

プラットホーム

計量のあとは、

このプラットホームと言われるところに

ゴミを下ろします。

このあと、プラスチックごみは、

異物を取り除いてきれいにして、

プラスチックベールと呼ばれる塊にしていきます。

1ベールで 18 kg。

ペットボトル約550本ほどが

ギュッと圧縮されています。

これが一日に約12,000個生成されると聞いて、

見学者もびっくり。

いかに私たちがプラスチックに頼って

暮らしているのかがわかります。

このリサイクルセンターでは、

プラスチックごみと、

不燃(破砕)ごみを受け入れています。

ですが実際に集まるごみの多くは、

燃やせるごみなどの他の素材が

混じっていることがほとんどで、

そうなると、せっかく持ってきたゴミが

リサイクルができなくなってしまいます。

実際にどんなものが混じっているのか?見てみると

使い終わったライターなど、

みんな一度は「これ何ごみだろう?」と

考えたものがあったと思います。

「分からないけど、たぶん大丈夫!」

ではなくて、

迷ったら適切な捨て方を調べるなどして

一人一人が自分の捨てるごみに対して

主体的に考えることが本当に必要だと感じます。

 

※ちなみに使い済みのライターは、福山市では燃やせる粗大ゴミです。地域によって回収日が違いますので福山市のホームページにてご確認ください。

https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/attachment/83835.pdf

https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/kankyo/145020.html

中央制御室

操作ボタンやモニターがたくさんあるこの部屋は、

工場内すべてを管理、監視できる部屋。

ここで工場の機械やクレーンを動かしたりします。

子どもたちも興味津々。

下をのぞくと、眼下にはたくさんのごみ!

高さ8mもある場所から

不燃(破砕)ごみの山が見えます。

ごみの山の高さ1mあたり、

40tのゴミが溜まっているそうです。

この中から、

まだ利用できる鉄やアルミを見つけて

それを機械で細かくし、分別をして再利用します。

職員さんがお話をしてくださいました。

「一番困っていることは、火災です。」

福山市では最近、ゴミ収集車の火災が起きました。

「不燃(破砕)ごみ」に混ざっていた

リチウムイオン電池が原因です。

https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/kankyo/329749.html

リチウム電池は、「燃やせる粗大ごみ」です。

スプレー缶、リチウム電池、ライター・・

ごみの出し方を一歩間違えれば

火災が起きる恐ろしいもので、

注意が必要です。

それぞれのごみの分類、正しい捨て方、地域による回収日など

市のホームページをしっかりチェックしていきましょう。

 

最後は人の手で分別

最後は、手選別の部屋です。

部屋に入ると、ごみの匂いがキツく、

子どもたちの中には思わず

鼻をつまんでしまう子もいました。

それまでは施設を廻りながら、

遠目からごみを見ていた私たちですが、

突然、大変な現場を

突きつけられたような瞬間でした。

職員さんは、素直な子どもたちの反応に

笑顔で迎え入れながら、

話し始めるとピリッとして、

ここでの作業の流れをお伝えしてくれました。

ここは、この施設に来るごみが

最終的に流れてくる場所で、

職員さんは分厚いゴム手袋をしながら

次々と流れ込んでくるごみを、

破れていない袋を手作業で破り、素早く、

選別を行います。

「この仕事は常に、危険と隣り合わせです。」

ごみの中には使用済みの注射器の針、

刃物など、何が混ざっているか予測できない

怖さがあります。

実際に流れてくるゴミを、

丁寧に説明してくださいました。

汚れがひどいものは、

せっかくリサイクルできる素材でも、

リサイクルができないこと。

よく見るとパーツで分別が違うもの。

ライターやスプレー缶、電池など、

火災や怪我の恐れがあるごみの正しい捨て方。

現場で働く人だからこそ、

改善してほしいこと、

私たちがやらなければいけないことを

たくさん教えていただきました。

ここで働くみなさんは、

分別の間違いを秒単位で感じながらも

見学に来る私たち一人ひとりの記憶に残るように、

丁寧に、気持ちを込めて、

説明をしてくださいました。

今回の見学で一番、心に残った場所でした。

最後に

今回本当に良かったのは、

実際に働いてる方と対面して、生の声で、

思いを聞けたことです。

ごみを捨てるとき、私たちは

「捨てたら終わり」と思います。

その先に、どんな場所で、

どんな人がどんな作業をしているか、

なんて考えることはあまりありません。

でも今回の経験で

ごみを捨てるときに、お話してくれた方の顔が、

ふと頭をよぎるようになりました。

一緒にツアーを回った皆さんも

きっとそうだと思います。

まずは自分たちから変わること。

「ごみを正しく分別して出す」ということは

自分の心地よい生活を送るのに

必要な習慣になることが

根本的に大事だなと思いました。

最後に

この度の見学ツアーで

忙しい業務のなか、

わかりやすく丁寧に教えていただいた職員の皆様、

本当にありがとうございました。

 

かこ川商店でも会社の見学などで来ていただく方に

心に残る、行動が変わるきっかけになるような

そんな時間を過ごしていただきたい。

引き続きがんばっていきます!

※このブログではなかなか伝えきれないところも

たくさんあるので

これを読んで下さった方には、

見学ツアーをお勧めします!

2024年7月26日 11:17 AM  カテゴリー: かこ川の日常, 学び場!研修レポート

看板のリニューアル!!

これまで飾っていた看板は色褪せてしまったので

交換のついでに、内容も少しリニューアルしました!

 

設置スタート!

自分たちで設置します!

表側から傾いていないか確認しながら位置を決め

裏側から針金を通して固定していきます

 

完成

綺麗に設置することができました!!

 

何が書いてあるの?

看板の内容についてお話ししようと思います!

 

左から順番に

一つ目は、かこ川商店のロゴマーク

今回から新たに加わりました!

 

 

2つ目は、廃車の買取について

 

3つ目は、粗大ゴミの回収について

 

4つ目は、地域の資源回収について

 

5つ目は、わくわくワークショプについて

 

6つ目は、地域共創拠点 areal wakkaについて

今年2024年から始動したareal wakka

看板にも仲間入りしました!

 

Before・After

⬇︎

実は、扉も塗装して綺麗になりました!!

 

かこ川商店へお越しの際や

かこ川商店の前を通る機会がありましたら

ぜひ見てみてくださいね!

 

作業の様子はこちら!

2024年7月22日 10:59 AM  カテゴリー: かこ川の日常

大学生とデザインを学んでみた-第1回デザイン教室-

もっとデザインを上達させたい!

素敵な雑誌を作ってみたい!

そんな思いを持つ、大学生に向けて

デザイン教室を行いました。

2024年7月17日(水)

かこ川商店が運営する

地域共創拠点areal wakkaに

福山市立大学のサークル

「FOLKLORE」さんをお招きしました。

「FOLKLORE」は 、

“学生による、学生のためのフリーペーパーサークル”で、

福山の企業に協賛を受けて、

フリーペーパーを作っています。


かこ川商店もこれに協賛しており、

今回、「デザインスキルを向上させたい」

という学生さんの思いに、

自分たちの持っている

スキルを共有できるのではないか

と考え、デザイン教室を企画しました。

「FOLKLOREに入ったからこそ

成長できるようになった」と、

少しでも実感できるようになれば、

学生にとっても、地域で働く我々にとっても

プラスになると考えました。

– デザイン教室start! –

雑誌を作っていて

どんな課題感があるか

事前に学生へ聞いたところ、

・読みやすく、まとまった内容の記事にしたい

・人の目を引くようなデザインがしたい

・デザインが同じようなものになる

・写真や文章の配置に悩む

などがありました。

ワーク①

良いデザインとは何か考える

好きな雑誌を持ち寄って、

どこが良いか話し合いました。

「写真の見せ方」「文字のまとまり」

「統一感の出し方」「色使い」「余白」

など、観察ポイントを一緒に探していきました。

次に、生徒達の制作物と

参考にする雑誌を比較して、

どこを直せばもっと良くなるのか、

一緒に考えました。

「文字組をするともっと良くなりそう」

「写真の大きさにメリハリをつけてみよう」

など、修正点を出していきました。

デザイン技術を共有する

社内のデザイナーから

デザインツールの使い方の共有をしました。

文章を読みやすくするための

文字組のコツや、レイヤーの使い方、

図形の挿入方法などの

レクチャーもしました。

ワーク②

手を動かしてみる!

気になった、イラストレーター講座の内容を

実践してみました。

「手書きの文字を入れたい!」

という生徒さんの声があり、やってみることに。

まずは、紙に手書き文字を書いて

パソコンに取り込みます。

イラストレーターで画像をトレースして

文字をパスにして、出来上がり!

教えることで学ぶ

学生がデザインをする時

何に困っているのか、

それを解決するために

私たちができることを考え、伝える。

正しい知識を分かりやすく

伝えることもまた、デザイン。

学生と一緒に成長していきたいと思います。

デザインを学ぶことで、

今後、制作物がどう変わるのか?

次回は、FOLKLORE秋号の前に

制作物を一緒に仕上げていこう

という話になりました!

さあ、デザイン力をあげよう!

デザイン教室終了

本日はありがとうございました!

2024年7月20日 1:32 PM  カテゴリー: かこ川の日常

総合的な探究の時間 in福山商業高校 (第1回中間報告会)

2024年6月26日(水)

広島県立福山商業高等学校にて

3年生の総合的な探究の時間に参加してきました。

現在この授業では、地元の企業の課題を見つけて、

それを解決するという取り組みをしています。

かこ川商店も、企業として取り上げていただき、

今回は第1回中間報告会に参加しました。

9:50

教室へ到着。机が懐かしいですね。

10:00

授業開始。

生徒が考えた、かこ川商店の課題は

「会社が地域とともに育むためのアイデア」。

生徒の企画希望として、

「areal wakkaを活用した企画立案と実行」

がありました。

具体的な企画として、

・流しそうめんイベントをする

(流しそうめんの竹、器や箸は廃材を利用)

・廃材を使用した餅つきイベントをする

・商品開発

LINEやホームページのデザイン

についても考えてくれました。

10:40

発表後は、企画について話し合いです。

イベントを行う場合、具体的には

何をしないといけないのか。

準備物や呼ぶ人、スケジュールなど、

考えることがたくさんあるよね、

というアドバイスをしました。

生徒たちは真剣に聞いてくれています。

かこ川商店が50周年を迎える

ことを伝えると、

「50周年記念のパーティーをしよう」

という話にもなり、盛り上がりました。

積極的に意見を言ってくれる

生徒さんばかりで、こちらも助かりました。

12:00

授業終了。

どんな企画、イベントになるのか

今から楽しみです。

生徒の皆さん、

一緒に頑張りましょう!

2024年7月1日 4:16 PM  カテゴリー: かこ川の日常, 学び場!研修レポート

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