株式会社かこ川商店

Category : かこ川の日常

「旭タイム」プレゼン編!広島県立神辺旭高等学校1年生240人が描くあったかい未来

2023年3月8日水曜日、
広島県立神辺旭高等学校が総合学習の枠組みで、地域に視点を持ち取り組む「旭タイムス」の全体発表会が開催され、神辺町商工会青年部 組織活性化特別委員会(https://kannabecho.com/)の皆さまとお招きいただき、参加させていただきました。

高校1年生240人が考える企画は、
素直で真っ直ぐな眼差しで、
「社会に必要なもの」
「学校にあると交流が育まれるもの」を見つめ、
その発案から生み出されリサーチを重ねたプレゼンテーションは、実に、自由でありながら、
“愛情と思いやり”にあふれたものでした。

発表の様子をご紹介しますので、
ぜひご覧ください。

旭タイム Ⅰ 30回 全体発表会
2023年3月8日 前回の出前授業で学んだ、「どのようなもの」を「どこ」で「どうやって」集めるとゴミは資源というお金に変わるのか。その得たお金を身近なことに使えるとしたら、「何に」「何で」使いたいのか。
テーマ設定から、課題発見、そして解決策を盛りんだ企画案が次々と発表されました。

その企画からあったかさを感じたのは、どのチームも、その先に誰がいて、その人たちが笑顔になっていることを思い浮かべて考えてくれた内容であったことが素晴らしい学習の時間であったと感じました。

(2023年1月11日  環境出前授業
https://kakogaward.jp/news/staff/14996/


<各チームからのプレゼンタイム>
皆さんの発表のテーマは、
「学校緑化で電気代の削減とCo2削減、そして得られる快適!」
コロナ禍で入学から開催の体験がない「旭光祭(学園祭)」を舞台にした資源回収の場づくり。
昼食の食べ残りや調理実習で出る生ゴミを肥料に「コンポスタを活用した学校内循環の仕組みづくり」など、バラエティー豊かな企画案を聞かせいただきました。

資源回収をする際に、運びやすく、集めやすい、実際にそのシーンをリアルに想像した手段が組み込まれていました。また、地域の子どもや皆さんが楽しく資源を集められる“しかけ”として、ゲームをと入り入れた企画案や、購入したい商品の金額、それを叶えるための手段、リサーチ情報に基づき、計算された企画案など、すぐにでも実行してもらいたい内容ばかりでした。

リサーチと手段が丁寧にまとめられたプレゼン資料

発表には私たちも忘れていた視点が多くありました

発表を終えて、弊社社長より、皆さんにメッセージをお伝えさせていただきました。

<メッセージ>
「旭タイムという探求の時間は、とても価値のある取り組みで、教科を学ぶ授業とはまた違った側面があるんですよね。
今日のようなテーマは、何が正解かわからないし、人によって見方の違いもあるので、いろんな問題の設定ができたりします。その違いを、メンバーでディスカッションし、意見をまとめていく。
みんなの共感を得られるように、手段や背景を調べ仲間に理解をしてもらう。そのプロセスはとても大切です。

仲間、先生、地域の皆さまに、共感をいただき力を借りること。1人では実現できないことでも、みんなで取り組むことで実現は近づきます!
今日皆さんが取り組んだことは、社会に出られた時に発揮できる場面がたくさんあります。
これからも継続して取り組んでください。」

生徒の代表者より、謝辞をいただきました。

<生徒代表者より>
「本日は私たちのために貴重なお時間をくださりありがとうございました。
自分たちに何ができるか、深く考えるいい機会となりました。

今後も、人との関わりを大切にしながら、
現代社会の問題に取り組み、
より良い地域になるためできることを考えていきたいと思います。」

私たちにとっても、忘れていた毎日の小さな取り組みや、皆さんとお話しして気づくことが
たくさんある、実り多き、そして育っていく出会いの1日となりました。
感謝の気持ちとして、お掃除グッズを贈呈させていただきました。

この取り組みは、回を重ねるごとに、深みをますと思っています。
地域にたくましい若者がいて嬉しいです。
次は、実践編!一緒にやりましょう!


かこ川商店では、みんなが幸せになる  循環型地域をつくる。のVISIONを持ち事業活動を展開しています。
https://kakogaward.jp/about/

この度の授業で、私たちは、学生さんや教育にあたる先生、地域企業の皆さまとご一緒し対話した中から多くの学びを得ました。

まずは、自分たちの考えを発信し続け、誰かに聞いていただくこと。
1企業でできることは限りがありますが、共感者と共にに小さなアクションを積み重ねていくこと。
誰かの困ったことを相談され解決できる企業になるために、まずその一歩から。これからも私たちの活動や想いを継続してお伝えしていきたいなと思います。

2023年3月8日 9:13 PM  カテゴリー: かこ川の日常

自治会町内会情報誌「まちむら」に紹介されました!

公益財団法人あしたの日本を創る協会が発行する
自治会町内会情報誌
「まちむら」161号に
かこ川商店が取組む活動が紹介されました。
(2023年2月発行)

少し長いですが、ご一読いただけると嬉いです。

***

株式会社かこ川商店は広島県福山市神辺町(かんなべちょう)にある廃棄物処理会社で、金属や古紙の資源リサイクル、産業廃棄物の処分を行っています。引き取った廃棄物を分別し、リサイクルできるものは原料化処理を行っています。

「みんなで幸せになる 循環型地域をつくる。」というビジョンのもと、地域活動や環境教育にも積極的に取り組んでいます。

 

  • かこ川商店が行う活動の内容

①廃材を利用した「わくわくワークショップ」と「環境出前授業」の実施

廃棄物処理を行うなかで、「もったいないな」という感情を抱くことが多くあり、何かできることはないかと始めたのが、廃材を用いてものづくり体験をする 「わくわくワークショップ」です。大量生産・大量消費の経済が発達しているため、新しいものを買ったほうが安く済むこともありますが、「身近にあるものに手を加えて何かを作る」という手作りの知恵や発想を次世代にも繋いでいきたいと考え、活動を展開しています。

活動内容は、地元企業から廃材を提供していただき、道具と製作場所を用意して、楽器やブローチなど、自由に作品を作ってもらっています。2015年から、これまで国内外で計41回開催し、延べ700名以上の方に参加いただいています。(2022年12月現在)

また、小学校や高等学校に出向き環境出前授業も行っており、総合学習の時間の中で、子どもたちが理解しやすく身近で具体的なリサイクルの話を伝えています。

[活動の成果]

 「わくわくワークショップ」と「環境出前授業」は、廃材を通して地域の産業について学び・知るきっかけになっています。また、廃材から自由に発想した製作体験をすることで、子どもたちの創造力や表現力が養われ、健全な育成の一助となっていると感じています。

この活動に共感して廃材を提供してくれる地域企業にとっても、参加者である親子のみなさまに、会社の名前や業務内容・商品について知ってもらうきっかけとなっています。また、この活動に興味を持ってくれた美術部の高校生や教師を目指す大学生と一緒にワークショップの運営をすることで、地域交流の活性化、未来の環境教育にも繋がっています。

ワークショップでの子どもたちの製作の様子

ワークショップでの子どもたちの製作の様子

 

広島大学附属福山高校での環境出前授業の様子

広島大学附属福山高校での環境出前授業の様子

 

②地域に密着した関係づくり

2018年7月に、西日本豪雨災害が発生し、会社周辺は大規模な冠水の被害に見舞われました。災害復旧後、地元の自治会では、下部組織として、「まちづくり防災」組織を新たにつくられました。この新しい組織の最初の活動として、豪雨災害の実態調査を実施しました。アンケート結果や、地域の被災状況の記録、防災避難経路などを整理しました。この記録を冊子として残すこととなり、かこ川商店も地元自治会の「まちづくり防災」活動に協力して、被災状況の記録冊子のデザイン制作をお手伝いしました。

デザイン制作を協力した被災記録冊子

デザイン制作を協力した被災記録冊子

 

この豪雨災害をきっかけに、かこ川商店としても、積極的に防災について考えるようになり、常日頃から会社として地域と関わっていくことを決めました。具体的には、自治会における用水路清掃も地域の防災活動と捉え直して、積極的に参加しています。必要に応じて、会社所有の重機を使用して、お手伝いを行っています。

用水路清掃でのお手伝いの様子

また、この時の豪雨災害をきっかけに、地元自治会が運営してきた「ふれあい農園」のあり方が見直されるようになりました。これまでは、「福祉」の観点から行ってきた活動に、「まちづくり防災」の観点が加わりました。そのタイミングでかこ川商店も地域の方々と一緒になって「ふれあい農園」の運営に携わるようになりました。イベント開催時の会場提供、野菜の植え付けや水撒き、薬剤散布、収穫などの手伝いやチラシ制作などの広報活動などで協力しています。

[活動の成果]

豪雨災害の被災記録として、内容が伝わりやすく保存できる災害記録冊子が作成されました。用水路清掃では、用水路に藻やゴミなどが詰まると流れが悪くなり、雨が降った際に氾濫の危険性が高まります。減災につながる清掃協力をすることにより社員の意識も変わりました。

「ふれあい農園」では、おじいちゃん・おばあちゃんの世代から、子ども・孫世代へ知識や技術が継承され、世代間交流が生まれている大切さがあります。そして、畑に集まる機会があることで、家族以外の地元の人の関わりが生まれ、地域コミュニティの維持にも役立っています。さらに、農作業に社員が関わることで、活性化と継続を促し、耕作放棄地の発生予防になっています。

これらの活動により、かこ川商店と地域の方々との間に、「地域に足りないものがあれば協力し、余ったものがあれば提供する」ということが日常的に行われる、密着した関係が築かれようとしています。関係の構築が地域の方々の状況を把握することにも繋がり、災害時などの緊急時には、特に支え合いのための情報資源が必要となり、その蓄積にもなっています。

ふれあい農園での植え付けの様子

  • 今後の発展

これまでの活動により、人が集まり、繋がることの価値や重要性を改めて認識し、会社として地域に開かれた空間を建築する計画に至りました。地域の方が立ち寄り、情報交換ができたり、廃材利用や環境に関するワークショップを行う施設(名称:areal wakka(エリアル ワッカ))を建築予定です。地域に密着した関係づくりの場として活用することで、地域の活性化へつながることを目指しています。

***

「まちむら」は全国の地域づくりの様子を届ける冊子です。

 

2023年2月27日 2:10 PM  カテゴリー: かこ川の日常

エコステーションの「のぼり」

2月12日 日曜日

今日の改善DIYのご紹介です。

かこ川商店の会社の前にある

エコステーション

多くの方にご利用いただき

ありがとうございます!

このエコステーションのご案内に、

のぼりを立てているのですが、

夕方には社内に片付けています。

まとめて立てている様子がこちら。

よく見てみると、

引っかかって

のぼりの下がたくれています。

コレが原因かわかりませんが、

のぼりが破れてきてしまうので

新しく保管用のスタンドを作りましょう。

***

材料は、鉄パイプと鉄板。

溶接機があればオッケーです。

↑  こんな感じです。

鉄板にパイプをいい感じに立てて、

溶接します。

いいですね。

でも、これだと倒れそうなので

脚を広げましょう。

↑   こんな感じです。

これで倒れることはないでしょう。

あとは、鉄板部分に色を塗って、

のぼりを立ててみると…

どうでしょう。

いい感じになったんじゃないでしょうか。

今までは、

まとめて突っ込んでたので

のぼりどうしが引っかかってましたが、

解消されそうです。

しばらく使ってみて、

不具合がなければいいですね。

***

かこ川商店では、

今回のような改善DIYを大切にしています。

今までもいくつかDIYブログを書いていますが、

これからもどんどんやっていきたいです。

次回を楽しみにしてくださいね!

2023年2月13日 11:44 AM  カテゴリー: かこ川の日常

レベルアップ塾

今回は「レベルアップ塾」のお話です。

入社から数ヶ月、

普段は運搬を中心に頑張ってくれているWくん。

かこ川商店では、鉄を多く取り扱っていることもあり、

ガス切断の技術は必須項目です。

なので、身につけましょう。

ガス切断と言っても色々あります。

厚さ、材質などによって切り方が違います。

まずは比較的切りやすいドラム缶を。

鉄屑などを入れる容器として使うので、

練習と実践を兼ねて。

ガスと酸素を融合させて火力アップ、

溶け始めた鉄を高圧酸素で吹き飛ばす。

といった説明の後、やってみせます。

このドラム缶の上部をくり抜き、

吊り上げられるように横に穴をあけます。

最後に底に水抜きの穴をあけたら完成です。

これから徐々に厚みのある鉄を切れるように

日々、実践の中で身につけていきましょう。

ガス切断もそうですが、

作業のひとつひとつを見つめなおすと、

なかなか奥が深いことに気づきます。

自分たちが一生懸命習得してきた技術を、

後輩たちに全部教えていきたいです。

みんなも欲張りになって、

「自分にも教えて!」

ってきてくれるとめちゃくちゃ嬉しいですね。

これからもっと若い世代が中心になっていくときに向けて

個人にあった教え方で進めていこうと思います。

また、こんな取り組みをご紹介していきます。

2023年2月5日 3:30 PM  カテゴリー: かこ川の日常

油水分離層を掃除しました。

 

2月5日 日曜日

この日は

技術の習得、仕掛かり作業のリセット、環境改善を

テーマに6名が集まりました。

 

<環境改善>

かこ川商店では、構内から外に油が流出しないよう

油水分離層がいくつも設置されています。

中でも一番汚れがたまりやすい

会社の正面にある分離層をきれいにします。

 

普段は蓋をしていて見えないですが、

開けてみると…

汚れていますね。

油、泥、ゴミ。ちょっと想像以上かも。

ポンプで汚泥を吸い上げて

スコップで泥を取り出して

高圧洗浄機で

こびりついた汚れを落とします。

きれいになったら水を張って完了です。

こまめな掃除が大切だと改めて思いました。

日頃できないところをしっかり掃除するのも

環境改善のひとつ。

その中で、今後の改善提案が生まれるといいですね。

***

今回は油水分離層の掃除についてのお話でしたが、

掃除のプロ「アーバンサービス」では

ご家庭のハウスクリーニング、

エアコンクリーニング、会社事務所の清掃、

草取り、草刈りなど

お客様のニーズに合わせた

お掃除をさせていただきますので、

ぜひ一度お問い合わせください!

2023年2月5日 3:27 PM  カテゴリー: かこ川の日常

1 12 13 14 15 16 84



engage


会社説明会申し込みフォーム

インディードの求人

荷受・計量時間のご案内

8:00〜17:00※入荷受付は16時30分までとなります。

定 休 日:日・祝
住  所:広島県福山市神辺町川南636-1
※常時オープンのエコステーションもあります

GoogleMAPを表示

その他のご質問はこちら

お問い合わせフォームをご利用ください。弊社の担当者が、後ほど連絡いたします。なお、お問い合わせの前に「個人情報の取り扱いについて」をご覧ください。
個人情報の取り扱いについて >>

お客様専用ダイヤルまでお電話ください。弊社の担当者が、直接お話を伺います。

営業時間 8:00〜17:00[日・祝除く]
※入荷受付は16時30分までとなります。


    お問い合わせ内容について (必須)
    お問い合わせ内容 (必須)
    お名前 (必須)
    メールアドレス (必須)
    メールアドレス確認用 (必須)
    TEL (必須)
    会社名(法人の方)
    住所


    ▼LINK▼